年々暑さが増しているように思うのですが、気のせいですかね?
六月に母が亡くなって忌明けの法要までは済ませたのですが、よーく考えたら「初盆」なのでは?と思い、何をするのかさっぱり分からなかったので調べてみました。
「結論→→ほとんど何もしませんでした…」
初盆とは?
初盆(新盆)とは
新盆とは故人の四十九日の忌明け(きあけ)以降に初めて迎えるお盆のことです。
そのため、忌明法要が8月12日までに終えていなければ、新盆はその年ではなく翌年に行います。お盆には先祖の霊が帰ってくるといわれ、自宅でお供えや提灯を置いてお迎えし、お墓参りをするなどの供養をするのが一般的です。
よりそうのお葬式 から引用
子供のころは親に連れられてお墓参りに行ってた記憶があります。
夜のお墓は怖くて、絶対に幽霊がいると思っていたのでキョロキョロ周りを見ることもできず早く帰りたくてソワソワしてました。
ですがそのお墓は両親それぞれの先祖代々のお墓なので、私の父も母も入ることは出来ません。
新しくお墓をたてることはしないし(守っていけないので…)まだ永代供養にも出していないので今回はお墓参りは必要ありませんでした。
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永代供養のこと、資料請求して少し勉強しないといけないですね。
何をするのかは宗派によって違う
では自宅で何をしたらいいのか?
うちの宗派は真宗大谷派(東本願寺)。(たぶん…、いまだによく分かっていない)
なんとなくのイメージだとなすとかきゅうりで精霊馬と作って~とか思ったけど、それは宗派が違うらしい…。
ちょっとやってみたかった…
あとは、提灯とかお供え物・仏花を飾ることぐらいしか思いつかなかったので、とりあえずはお供え物は用意しました。
ですが、よーく調べてみると真宗大谷派は基本お盆だからと言って世間一般でするようなことはしないらしいのです。
浄土真宗の教えでは、阿弥陀様の本願により念仏を唱えれば亡くなった方は直ぐに極楽浄土で仏になると説きます。
ですから、浄土真宗には霊や忌の概念がありません。他の仏教各宗派では、あの世にいった故人の霊がこの世に戻ってくるのがお盆です。
浄土真宗の教えによると、お盆に霊がこの世に戻ってくることやお盆の終わりに霊を見送ることなどはありません。
それでは、浄土真宗のお盆はどのように考えたらよいのでしょうか。浄土真宗では、お盆のことを「歓喜会」といいますが、お盆には故人を縁として親鸞聖人の教えに触れる機会であり、また先祖に感謝する日ともされています。
浄土真宗のお盆は他の宗派のお盆と違って、故人の供養の場ではありません。
終活ねっと から引用
帰ってくるのをお迎えするわけではなく、ご先祖様に感謝する日であるらしい。
あとは自分の気持ちの問題なのかと思い、ここぞとばかりに高い仏花もやめにして、ただお供え物だけで終わらせてしまいした。
本当に両親には申し訳ないけれど、こういう事はぜんぜんやれない親不孝な娘なのです。
まとめ
今回、母の初盆を迎えて何かをしっかりやらないとと思ってはみたものの、結局特に何もしなかった親不孝な娘の私でした……
ちなみに父の時(八年前に他界)は今回よりももっとバタついていて、調べてやるようなこともしなかったと思う…。
こういった昔からある風習をずっと守っていくべきだとはわかっているし、しっかりやりたいとは思ってはいるものの、なかなか面倒でやらなくなってしまいますね。
私は両親からこういう事をほとんど教わることはなくて、何も分からずにやってしまってきたので、娘たちにはざっくりとでも話しておかなくてはいけないと思っています。
以前は毎日手を合わせることもやれていなかったのですが、最近は毎日必ず手を合わせ「毎日生きて目が覚めていることへの感謝と見守っていただいていることへの感謝」を心の中で唱えています。
やっと少し心に余裕が出てきて、感謝することが前よりも当たり前に出来るようになってきています。
ここまで読んでいただいているあなたにも心から感謝しています。
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